[2024年8月19日]
こんばんは。
2025年度の共通テストから、国語に「実用文」の問題が追加されることが発表されましたが、いったいこの「実用文」ってどんなものなんでしょうか・・・
あまり聞きなれない文章の定義ですが、一番分かり易い物の例で言うと家電のマニュアルなどの「操作説明書」に相当するもので、使用目的別に具体的な操作方法や注意事項等が図や表を伴って書かれているやつですね。。。
「えっ、そんなもん受験で出るの?」と思われるかもしれませんが・・・高校の論理国語でも「実用文」は学んでいることもあるので出るんですよね。。。
しかも、今までの「小説」や「論説」などとは、どうやら別な能力を必要とする面があって、より書いてあることを端的かつ正確に読み取れるか?なんです。
だから意外なのは、「小説」「論説」の読解は苦手だけど、「実用文」は得意!なんていう一面が、生徒によっては現ることがありますね。
どちらかと言うとより実社会で必要とされる能力!と言えるでしょう。。。
そこで、最近の若者達を見ていると、そんな説明書を読まなくても触って感覚的に使い方を覚えてしまうという傾向が強く、いわゆるマニュアル離れが目立っている気がしますね。。。
けれど大人になって、いざ社会に出ると特殊な機械や操作に注意が
必要な機械を触る場合が出てくるので、そのような時は「操作説明書」の熟読は必要不可欠となってきます。。。
そんな能力を今の学生時代から、ちゃんと身に付けておこうということでしょうね。
ではでは。