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早稲田育英ゼミナール
八王子みなみ野教室

[2024年9月26日]

さくらんぼ計算

こんばんは。

今日は、世の中でよく取り上げられる「さくらんぼ計算」のお話・・・
小1で学ぶ繰り上がり計算の仕方の1つなのですが、よくネットで炎上する理由は、親御さん世代が学んでこなかった、途中の分解・合成過程を「さくらんぼ」に正しく書かないと×にされてしまうというところでしょうかね。。。
実際に生徒でも、ハマル子はハマってしまいますね。。。
一番多い現象は、まずは「さくらんぼ」に数を埋めなきゃーと思うようで、「たす数」をずーっと眺めていて答えがでないというケースです。計算の過程として、まず空欄になっている「さくらんぼ」が書かれているのが一番の要因のようです。
書く順番は確かにそうなのですが、思考の順番は・・・もちろん違いますよね。。。
「たされる数」と「10」の関係(違い)つまり差です。。。
なので、親御さんが教える時も、まずはそっちへ誘導してあげて下さい。
それが理解できていないようでしたら、○でもお団子でも何でも良いので、「たされる数」と「10」をたてに書かせてみてその違い(差)を理解させてみましょう。
こんな感じ・・・
○○○○○○○○○○:10
●●●●●●    :たされる数(例えば6)
この差が一番最初に書かねばならない左の「さくらんぼ」の数であることを教えてあげて下さい。
以降省略・・・
というところで、「算数・数学」の大原則・・・書く順番と思考の順番は必ずしも同じではないということを小1から少しづつ体験させていきましょう。
ではでは。