[2011年8月25日]
よく生徒から、「この教室には時計はないのー?」と聞かれますが、答えは即答で、「ないよ」と答えます。すると、決まって次の質問、「なんで?」と聞いてきます。
このやり取りを何回繰り返したかは、覚えていませんが、聞いてきた生徒には、きちんと理由を説明しています。逆に聞いてこない生徒には、何も説明もしません。時計がないことすら言いません。
さあ、ここでブログ読者の皆さんに問題を出します。と言っても直ぐに答えを言ってしまいますが、「この教室には時計はないのー?」と聞いてき生徒は、どんな生徒だと思いますか。。。?
答えは簡単、「授業に集中していない子」なのです。ボーっとしていて、周りをキョロキョロ見ている子です。だから時計がない事に気づくんですね。ちょっと意地悪ですかね?、また、なんでそんなに時計を置かないことにこだわっているのって言われそうですが、こだわっているのは、「授業に集中してもらうこと」なのです。一番の理想は、やはり、時計があるかないかなんて気づいていないという状態ですが、少なくとも、集中力が途切れて、授業が早く終わらないかなーと思いながら時計を何度も見るという状況は作りたくないのです。
そして、生徒への時計がない理由の説明としては、「授業の始まりの時間と終わりの時間は、決まっているし、時間の管理は先生方がきちんとやっているので、生徒が時計を見る必要はないんだよ。
」となります。