[2014年8月18日]
こんばんは。
今日は、カウンセラーに関するお話をしましょう。
ところで、「スクールカウンセラー」ってご存知でしょうか。
生徒や保護者、学校の職員を対象にしたカウンセラーの事なのですが、東京都教育委員会では、ここ数年毎年に様に任用1年で1,000人近いスクールカウンセラーを募集しています。
その人数の多さにはちょっと驚かされますが、それだけニーズがあるという事なんでしょうね。教育現場の心の病みの多さが伺えます。
塾屋もそれと全く無縁と言えず、時折その様な生徒が来たりします。多くは心の病にかかりながらも塾にくる生徒という事もあってか、勉強をしたいという意志は持ってやって来ます。
いわゆる登校拒否の子ですね。。。
学校へ行けずまったく勉強が解らなくなり、焦りを感じ勉強部分を塾に求めに来ます。
それで我々の対応としては、基本他の生徒とは変わりはありません。
ただ注意している事は、余計な事を言わない様気を付けています。
「なぜ学校に行かないの?」とか「学校に行かなきゃダメじゃないか!」です。これは禁句なんです。
私も企業にいた時、そのような人達を扱う上で注意しなければいけない事という研修が何度かあったり、実際に心の病を持った人達とも何度か一緒に仕事をしたりしていましたが、とってもデリケートな問題なんです。
当然、保護者様からは、学校へ行かない理由等は聞いておりますし、普段の家庭での様子も頻繁に聞いています。塾での様子も常にお伝えしています。その様な情報交換の中で打開策は何かないものか保護者と一緒に考えたりもします。
なかなか簡単な問題ではありませんが、我々もその様な経験を経て良い答えを出せる様努力してまいります。