[2015年1月15日]
こんばんは。
冬期講習もあっと言う間に終わり、受験生は引き続き以前ご紹介した直前講習に入っております。
いよいよ最後のつめというところで志望校の過去問対策を続けています。
ところで、以前とある保護者の方から「入試直前では何をやるんですか?」という質問があり、その答えとして「入試過去問の対策をします!」と回答したところ、「普通ですね。。。」と何か物足りない顔をされておりました。
どうやら何か超ミラクルな対策を望んでいたようですが、うちの場合も他塾と変わらず「普通」に過去問対策です。(笑)
ただその「普通」をどれだけ精度良く実施し、正確に採点し、実のある解き直しをするかによっては、「超ミラクル」になるんです。
そのへんを保護者様や生徒に理解してもらいたい事で、尚且つ生徒にはそれを実際に実践して欲しい事なのです。
たとえば、記述の問題に関して言うと、まずは解答の記述が正しいかを判断しなくてはならないのですが、観点は、?「問いに対しての解答になっているか?」、?「日本語になっているか?」、?「解答としての全ての要素が網羅されているか?」というところなのですが、特に?の間違えが多いです。問題文を読み間違えて
いるんです。対策としては問題文に棒線を引くなどをして、きちんと何を問うているかを認識する事です。
次に多いのが?です。これは論述能力の欠如です。いかに普段から論述文章を書き他人に評価して貰っているかがカギを握ります。
そして評価が終わった後は、大事な解き直しです。これをやらないとまったく問題解いた意味がありません。
そうです。自分でもう一度記述を書いてみるんです。そしてもう一度他人に評価して貰うんです。
ここまで言っていくとお分かりかと思いますが、生徒自身のみで実践するには限界がある事、これが実践できれば超ミラクル対策になる事を。。。