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早稲田育英ゼミナール
八王子みなみ野教室

[2015年2月13日]

新教科:「人間と社会」(仮称)

こんばんは。

いよいよ2月も半ばとなり、一年で一番寒い時期を迎えましたが、
受験日は雪が降らないことを祈ります・・・
昨年は、私立大の入試日に大雪が降り受験できない生徒が沢山いましたからね。。。

さて、今日は高校生の新教科の話題を。
今年から試行的に都立高校では、「人間と社会」(仮称)という教科が始まります、本格的には、平成28年度から全面実施とされていますが、今年は「奉仕」の授業で1〜2単元実施する様です。
目標は、「道徳性を養い、判断基準(価値観)を高めることで、社会的現実に照らし、よりよい生き方を主体的に選択し行動する力を育成する 。」とあります。
文科省が最重要視している例の「主体性と思考力」ですね。
教育改革の一環としてこの新しい教科が生まれることになります。
一方この様な状況で、気になるデータがあります。
「友達に伝えたいことをうまく友達に伝えることができますか。」というアンケートで「できる」と答えたのが、たったの2割です。
思うに、やはり日本人的な気質から控えめ目な姿勢な子達が多いと感じます。
とは言っても自己主張が強い子も増えてきている気がしますが、ちょっとベクトルが違います。
つまり、肝心な時に肝心な主張ができないといった感があります。
国民性だからしょうがない!というご意見もありましょうが、グローバル化と言われている最中、国際的には不利な立場にあるでしょうね。
時より外国人の自己主張はかなり強いと感じますが、それが今求められています。
逆に日本人女性がよく形容される言葉として「奥ゆかしさ」というものがありますが、それはそれで良いものがあります。
日本人としては、それらを両立できるのが理想でしょうかね。
では。