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早稲田育英ゼミナール
八王子みなみ野教室

[2015年2月26日]

日本はフィンランドを目指す?

こんばんは。

今週で都立高入試、国公立大の2次試験が終了し、ようやく今年の受験シーズンも終焉を迎えようとしています。
受験生の皆さんお疲れ様でした。

さて、今まで色々と今の日本の教育改革の話をしてきましたが、今日は、大胆な教育改革を成功させた国:フィンランドの教育事情に関してスポットを当ててみようと思います。
あのムーミンやサンタクロースで有名な国ですが、その改革の結果、国際学力比較調査(PISA)で学力世界一となりました。
※最近のPISAではちょっと低迷した様ですが。。。
という事で簡単にその特徴をご紹介しますね。
?テストが無い
?大学まで授業料は無料
?競争をさせない
?授業時間が少ない
・・・ほんまかいなー・・・と思われるかもしれませんがほんとうの話です。
しかも学力世界一獲得です!
??なんかは以前の日本の「ゆとり教育」を思い起こしますが、残念ながら日本はPISAの順位が下降するばかりで今の教育改革に至っています。
日本とフィンランドで一体何が違うのでしょうか。。。
簡単に言うと、フィンランドの場合は、?にあるように「教育にほとんどお金が掛からない(教材費もただ)」ので経済格差に関わらず皆平等に同じレベルの教育が受けられる。
しかも落ちこぼれた場合、手厚いフォローが施されるようでそれももちろん「ただ」。
後は一番の肝、「競争させるよりも学ぶことの意味を理解させる」ですね。
これは、今の日本が最重要視している「アクティブ・ラーニング」のことで問題解決を通して「主体性」や「思考力」を養うことです。
以上の2つの差異が、今後の日本の教育改革を左右するファクターとなりそうです。。。