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早稲田育英ゼミナール
八王子みなみ野教室

[2015年4月13日]

道徳の教科化

こんばんは。
しかし、良く雨が降りますね。
気温も低いので風邪をひかぬ様お気を付け下さい。

さて、いよいよ道徳の教科化が決まりました。
実施はやはり学習指導要領全面改訂の2020年、つまり東京オリンピックの年です。
もちろん、教科となるのでテストもあって成績が付く事にもなり内申の一部ともなっていく事になります。
また、ペイパー試験だけではなく、実技試験たとえば奉仕活動などもありそうです。
つまり、机上の空論だけでは道徳心は養われないという事です。
でこの道徳によって、どんな人格形成を意図しているかですが、もちろん自己の人格を形成するのが目的なのですが、自分の為に・・・となると以外に人は一生懸命にならない傾向にあります。なので利他的、人の為に学ぶという動機を持たせモチベーションを
上げ、自己の人格を形成し社会の為になる人材になるという狙いがある様です。
まさしく、上記で挙げた奉仕活動はそれに当たりますよね。
私の経験ではありますが、普段あまり勉学に意欲がない子が、一旦人の為となると急に人が変わった様に、率先して行動する子がいたりします。そこに学習という行動を絡ませれば効率的な人格形成プログラム出来そうです。
ただ課題は、人の為に・・・なれない子達をどうしていくかです。
このフォローアップのプログラムもないと教科化の意味がないのではと思います。
その詳細に関しては順次構築されていく事かと思いますが、これからの時代「人の為に行動ができるか?」これがキーになりそうですね。
ではでは。