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早稲田育英ゼミナール
八王子みなみ野教室

[2015年11月9日]

どうしたら勉強が出来る様になりますか?

こんばんは。

今日は、面談時に一番と言って良いほど良く聞かれる
「どうしたら勉強が出来る様になりますか?」
に関して、深く掘り下げて考えてみたいと思います。
私は、記憶物に関して、なかなか憶えられない子には「音読」を勧めています。
「英単語」や「漢字」に限らず、記憶科目の理社の暗記時にも勧めています。
そして、幾つかの成功事例を見てきて、ある程度効果がある事は実感出来ました。
ただ、万人に効果があるかと聞かれると、その生徒の取り組み具合や音読とその生徒との相性にもよるので、一概にそうとは言い切れないものがあります。
やはり、当たり前ではありますが、生徒によってはもっと良い別な手法もあると思います。
そこで、色々と調べ悩んでいる中、「運動と学力との関係」に非常に興味を持ち始め、更に深く調べていくと、前々から運動は頭に良いと言われて来ましたが、やはり運動により脳が活性化されるというのは間違えなさそうです。
そして、最近では脳研究も進みもっと細かい事まで分かってきている様で、具体的には、運動!その中でも有酸素運動は記憶を司る脳を刺激するそうです。
つまり簡単言うと「ちょっとした散歩(少し早歩きで20分〜30分程度)をすると物を憶えやすくなる!」という事です。
決して息が切れる様なまたは筋肉を一杯使う様な激しい運動はしないで下さい。無酸素運動となり脳は活性化されないそうです。
しかも、
?勉強前(記憶の為の準備の散歩)
?勉強中(部屋を歩きながら物を憶える)
?勉強後(脳をリラックスさせる為にストレッチや柔軟体操)
と行うと更に効果的だそうです。
なお散歩でなくても有酸素運動になれば良いので、ダンスや踊りなどの軽い運動でもO.K!です。
ここで、私の提言は、?の時に「部屋を歩きながら★音読★をして物を憶える!」です。
「運動」と「音読」のどちらか片方でも良いですが、2つを同時に行って相乗効果を狙います!
良く舞台俳優が台本を片手に、しぐさや歩く動作を交えながらセリフを喋って憶えている風景を目にしますが、まさしくそれです!
という感じでこんな内容を今回の冬の面談時に提言させて頂こうかと考えている次第です。。。
ではでは。