[2015年11月19日]
こんばんは。
小学生の皆さん!今日は頭の体操をしましょう!
いきなり問題です!
「つるとかめが合わせて10匹、足の数が全部32本、つるとかめはそれぞれ何匹(何羽)?」
小学生においてこの問題を解くには、「つるかめ算」というものを使います。
知っていると便利なので、しらない子達はマスターしてみてく下さい。
では解説!
?仮定
仮に10匹全部が「かめ」だったら・・・足は全部で40本!
?検証
問題文が言っている全部で32本より多くなってしまいます。
なので全部が「かめ」ということはありえないことになりますね。
であれば、皆さんどう考えますか?・・・・そうですね、何匹か「つる」に替えれば足の合計は減っていきます。
では、1匹置き換えると、かめの足が4本減って、つるの足が2本増えます。差し引き足が2本減ることになりますね。
?解
ということは、<?で仮定した40本>-<問題文が言っている実際の32本>=8本を<「かめ」と「つる」を1匹置き換えることにより減る2本>で割れば、何匹「かめ」から「つる」へ置き換えれば良いかが解ります。
答えは4匹!それが「つる」、残りは「かめ」が6匹ということになります。
どうですか?面白いでしょう!
思考力も付くのでお勧めの解法です!
ちなみに、これが中学になると・・・・「つる」x匹、「かめ」y匹として
?2x+4y=32
?x+y=10
と方程式を立てて、?をy=10-xとして?に代入して
2x+4(10-x)=32
2x+40-4x=32
2x=8
x=4
と解きます。
なお、方程式は分からない数が2つ(ここでは、xとy)ある場合は、2つの式(?と?)が成り立てば必ず解けるんです。
※中学では、文字と数値の掛け算の場合、掛け算記号の「×」は省略します。
これも合わせて今のうちに憶えておくともっと便利ですね。。。
ではでは。