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早稲田育英ゼミナール
八王子みなみ野教室

[2015年12月21日]

ボトムアップとトップダウン

こんばんは。

いよいよ冬期講習がスタートしました。
受験生にとっては、冬期講習後の直前講習を含め最後の追い込みといった状況ですね。。。
体調管理をしっかりとして、がんばろう!
さて、今日は「ボトムアップとトップダウン」という学習手法のお話をしようかと思います。
呼び名は凄いですが、実は普段からやっている事なのです。
ただ、それを意識するか、それらの比重を時期によって変えているかどうかというところがみそですね。。。
まずは「ボトムアップ」、こちらは小さな基礎的な単元を順序良く学習していき、その後にまとめや総合問題を解いていく手法、ご存じの様に一般的な教科書や教材はその様な順番になっています。
一方「トップダウン」、入試問題や模擬試験問題などを解き、間違えた箇所を分析し、それに該当する類似問題や基本となる単元(複数)を復習していく手法です。
ようは、総合問題系が「トップ」で基本的な単元問題系が「ボトム」と捉えて頂ければ結構です。
でその「トップダウン」ですが、代表的な実行ポイントは、受験生の後半時期、模試の前、定期試験の前というところで題材はどれも過去問が中心となります。
特に学校の定期試験の過去問は市販されていないので・・・(笑)、塾生から収集してストックしたものを使います。
そして、ここからが差がつくところなのですが、問題を解いて間違ったところをどれだけ正確に分析出来るかです。もちろん授業中に行った場合は、先生が判断して助言をしたり、足りないスキル部分を宿題として出しますが、自己学習においては、それ自体が出来るかがポイントとなります。
まずは、その間違え方の「分析力」、次に自分で自分を追い込む必要が出てくるので「精神的な強さ」が必要となります。
でも出来そうでなかなか出来ない、出来ても十分ではないという状況をフォローする為に、塾の受験生向けの過去問実施に特化した直前講習があります。
もちろん、問題を解く上での色々なテクニックも教えていきます。
という事で、どちらの手法もなくてはならない手法で、どちらか片方だけで良いという訳にはいきません。
「ボトムアップ」だけだと、総合問題に対応できない・・・
「トップダウン」だけだと、基礎部分が穴だらけ・・・
という具合になります。
ではご参考までに。