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早稲田育英ゼミナール
八王子みなみ野教室

[2016年4月21日]

中学受検の問題はどんな?

こんばんは。

いよいよ私の生徒の小6のAくんは、今年度、中学受検をします。
小4からずーっと教えておりますが、いい感じで仕上がってきています。
もちろん課題はまだまだありますが。。。現在奮闘中!!!
さて今時の中学受検問題ってどんな?に少し触れてみましょう。
簡単に言うと難しいです。。。すみません真面目に答えています。
ちょっとした大人でも解けません。
そんな問題に小学生達は挑んでいます!
具体的に、この近辺で良く受検する私立中学校「桜美林」「穎明館」「桐朋」などの問題を見ていると、学校のレベルが上がる程、「思考力」「考察力」「表現力」「記述力」等を多く問う傾向があります。
例えば「算数」は答えだけではなく「解き方」を「図」や「言葉」「式」を使って書かせる問題があったり、「理科」などは、ある実験結果から新たな条件での実験結果を考察させたり、ザリガニの絵を書かせたりと普段の生活での観察力を問う問題もあったりします。
また、都立で言えば適性検査で有名な「南多摩中」、ここは「思考力」「記述力」等を問う問題が殆どで、計算問題や単に知識を問う様な問題はありません。
といった感じで、2020年の指導要領改定の大目玉の「思考力を問う!」を考えると私立中の問題も適性検査型にどんどん近づいていく事になるでしょうね。。。

ここで注意です!
一般的には、中学受検を目指す生徒達は「私立型」か「適性検査型」かを選んでどちらか一方に専念するのですが、最近の私立中の中には「私立型」受検のみならず、「適性検査型」でも受検可能
な場合がありますので、都立の「適性検査型」の勉強をしてきた生徒達は、私立との併願が可能な場合があります。
ではご参考になれば。。。