[2013年10月12日]
こんにちは。
最近は朝晩も涼しくなってきまして、ようやく秋が実感できるようになってきました。
夏日もあったりするわけですけども・・・。
さて、先日当塾で行なっている作文添削のときに気づいた点を少しご紹介したいと思います。
生徒さんから原稿の提出を受けた際に気づいたのですが、ある男の子の書く文字が非常に綺麗に書けていたのです。
文字の大きさ、文字列、きちんとしているのです。
非常に読みやすくてよろしい。
もう少し筆圧が強いといいよねとは思いましたが、それはともかくとして。
この生徒さん、英語で82点を取ってきたばかり。
先日の学校で行われた英単語テストでも満点。
正直、驚きました。
彼は入塾時には英語でも40点台あるかどうかでしたから。
3月や4月からの学習スパート開始で、テストを受けたのは9月上旬。およそ半年。
よくよく考えてみると、確かに彼の学習量は純増しています。
言うこともよく聞くし、よく考えている様子がうかがえます。
また、夏期講習でも欠かさずに通塾し、授業以外の時間帯にもやってきて自習として課題をこなしていくようにしていました。
ところで、先述の字が綺麗になった件を本人にヒアリングしてみました。
会話文形式でいきますw
塾長「なんかもの凄く上達して見えるんだが(笑)」
生徒「ありがとうございます」
塾長「これ、どうしたの?ちゃんと書き取り練習を続けているのかい?」
生徒「いえ、それよりも毎回ノートを書いたりするときに気にするようにしているんです」
塾長「おい(笑)でも漢字も多く書けるようになっているじゃんね」
生徒「それは練習したからです」
塾長「すばらしい!やるじゃん!」
生徒「英単語も満点とってきました」
塾長「おお!それ親御さんには見せたかい?」
生徒「はい、自慢してやりました(笑)」
塾長「そりゃ結構(笑)」
もうちょっと話していましたが、割愛します。
およそ内容はこんな話でした。
彼は真面目です。素直な性格ですね。そして少し不器用だなぁと思っていました。
しかし、日々やってきたことが効果として変化をみせてきているので、ちょっとずつコツをつかめてきている、もしくは勉強スタイル等が定着しつつあるのかなと感じました。
なんといいますか、感覚的な表現ですが、「勉強する自分を疑っていない」という印象ですね。とても好感が持てます。
今回のテスト結果だけでみると実は総合順位に大きな変動はありませんでしたが、もう一歩踏み込んでみてみると内容は悪くないものでした。
やはり、主要科目で伸びがあると本人にも安定感が感じられます。
これは非常に大事なことで、焦らずにコツコツ継続することが肝心なことは上記の例の通りです。
上位得点群に入ったわけですから。
むしろ実力を蓄えているのは感じ取れるので、3年生になってからが楽しみな生徒さんです。
こういうのは、なかなか一朝一夕には成果が出にくいものです。
しかし、夏期講習会でも相当量をこなした成果は、英語という苦手科目でも80点台という高得点を夏休み明けに叩き出したことにつながっているのでしょうね。説明の必要すらないと思います。
そして、受験期へ向けてのマラソンを彼は自分のペースを掴みながら、倒れないように、ときに苦しいときも乗り越えて、頑張り続けて走っているわけです。
このままで良いと思います。
しっかりペースを守り、自分が頑張ったという成果を体験できれば、彼の頑張りはこの先長い人生でも有益な経験として生きてくることでしょう。
幸せに生きるために、将来のために勉強しているわけですから、ぜひこのまま成功体験を積んでいってほしいと強く願っております。
そのためには、息抜き以上にさぼりすぎないでねw
というわけで、「よし、もうちょい難しめの宿題を出そうかな…」と講師と話し合っています。
上位群はね、厳しいんだよ(笑)
だからこそね、頑張ってそういうレベルの環境にいれば、まわりも面白い友達がいっぱいいるもんだから。
もっと生きているのが楽しくなるよ。
新しい世界観を知るために、さぁ「復習」しよう。
これ、体験していたり意味を知っている人には分かるはずです。
I君、これからもっと楽しみだねぇ!