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吉浦塾

小学生の部

【算数】

算数でつまずく子がいます。ほとんどの

場合、計算があやふやです。

最初が肝心ですから、初めに隣に座って

計算の仕方を教えます。教えたとおりに書

けるようになるまで何度でも順を追って説

明しながら書いていきます。

一問一問このようにしてやっていきます。

つまり「型」を教え込むのです。一人で出

来るようになったら少しずつ一人で解かせ

るようにしていきます。それでも何度でも

途中式をチエックします。

新しいものが出てくるたびにそのようにし

ます。

計算というものは一つでも間違いがあって

はいけないものです。「100問中一問し

か間違えなかった」ではだめなのです。計

算は人との競争ではなく、道具なのですか

ら100%できるようにならなければ意味

がないのです。レジで100回のうち1回

は必ずおつりをうち間違える人はやとって

もらえません。


小学生の時の計算があやふやだと、それは

中学まで持ちこされます。中学一年生にな

って数学でつまずくひとはほとんど小学生

の時の計算があやふやです。特に分数がで

きません。ですから少しでも早いうちに完

璧な計算力を身につけさせなければならな

いのです。

教える側が少しでも手間を惜しむと子供は

伸びません。これは教える側の責任です。



【国語】

国語はこのような方法がとりにくい教科で

す。まず一番に考えなければならないのは

子供の発達状況によって理解できる文章は

様々だということです。ですからだれにど

んな問題を与えるかというところから指導

は始まります。3年生だからこの文章、4

年生だからあの文章という具合にはいかな

いのです。文章読解に関しては無学年制と

いってもいいでしょう。

しかし指導の形態は算数と同じです。そば

について読むのを助けながら一問一問、解

いていきます。長文問題は原則として答え

は必ず文中に書いてあります。ですからそ

れを見つける作業を一緒にやっていきま

す。子供には鉛筆を持たせ、該当する言

葉を丸で囲ませたり、長いものは傍線を

つけさせたり長い枠で囲んだりする作業

を行わせます。

選択肢の問題の答えは、これも文中にあ

ると徹底的に何度でも繰り返しながら、

選択肢の一つ一つの正誤を検討していき

ます。

子供たちの苦手なものの一つは、何字で、

あるいは何字以内で抜き出せ、という問

題です。答案を見ると全く書いていない

か、見当はずれの部分が抜き出してあり

ます。初めは書いてある部分を大まかに

区切ってそこから見つけさせます。慣れ

てきたらその部分をもっと大まかに区切

って見つけさせます。

いずれにしても教える側の辛抱強い、そ

して語りかける方法が子供たちに学力を

つけさせる、唯一の(ではないかもしれ

ませんが、かなり効果のある)方法だと

思って実行しております。



【中学受験について】

私立・都立中高 一貫校を受験するのにはそ

れなりの理由があるはずです。

大学付属校だったり、有名大学への進学率

が高かったり、ご自分の出身校だったり、

あるいは高校受験をしなくて済むからだ

ったりと、各ご家庭で様々であるのは当然

です。

しかし、その学校の教育そのものに魅力が

あるというのも、非常に良い理由の一つに

なると思います。

受験には大きなストレスがかかります。経

済的、時間的、また将来当然予想される模

試での成績に対する、あるいは勉強しろ、

しているなどをめぐる親子の間の葛藤。

そういった大きな犠牲を払ってまでも入れ

たい学校を選ぶべきだと思います。

「学校はどこも皆おなじ」ではありません。

説明会や、個別の訪問や、これはなかなか

ないのですが、授業見学の機会があったら

必ず参加されることをお勧めします。

今の時代では当然のことかもしれませんが

英語を受験目的ではなく日常のスキルとし

て、ネイティヴの先生と日本人の生徒がふ

んだんに、惜しげもなく、教室でも廊下で

も職員室でもでコミュニケートするような

学校もあるのです。

中学受験は、ご家庭でも、またその子の人

生においても非常に大きな節目となるもの

ですから、よく吟味されて、その子にとっ

て最もふさわしい(そして無理をせず快適

な学校生活を送れるような)学校を、時間

をかけて選ぶべきだと思います。

そういった学校に入れるべく力を尽くすの

が私たちの仕事です。








 

 
▼授業料のご案内
令和3年度月額表 小学生(2ページ)

レベル基礎・中堅・難関・最難関
目的受験・補習
対象小学生
科目国・算・理・社・英(5年・6年)
期間
授業形態個別
実施曜日
実施時間
クラス編成
教材