[2016年5月28日]
昨日は,歴史的な日になりました。
米国の現職大統領がはじめて広島を訪問したわけです。
そして,被ばくされた方と言葉を交わしたり,全世界を核廃絶の方向に前向きにさせる行動を見せてくれました。
人類は,過去からずーっと戦争を繰り返してきました。
完全に戦争をなくすことは難しいかもしれないが,そういう努力をしていこうというのです。
そのような発信を,原爆が投下された地でしたことに大きな意味があると思います。
人間はいつかは死にますが,死ななくてすむのに死んでしまうことは避けたいですね。
そのような事象は普通は大きく3つあると思っています。
1つは医療です。
これによって,今までは死んでしまうような病気も治せるようになったりします。
2つ目は交通安全。
自動車事故や航空機など,多くの人が死ぬことを,科学技術の進歩で減らせる可能性があると思います。
3つ目は自然災害に対する防災。
日本のように地震の多い国で,いかに死なないようにするか。
建築基準など法律の整備や,教育によって助かる命がたくさんあります。
以上3つなのですが,これはあくまで国の中での話。
もう一つの大きな要素として戦争があります。
これを防ぐには,オバマ大統領もおっしゃっていたとおり,外交の地道な努力が不可欠です。
このように,我々の安全な社会はいろいろなところで,いろいろな人が作りあげてきてくれたものです。
そういう有難味を再確認するためにも,昨日の広島からの発信をしっかり心にとめておきたいものです。
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