[2016年5月31日]
一応明日6月1日が解禁日?
もちろん,経団連と無関係な企業もあるだろうが,大きな会社はたいてい6月1日が解禁日なのだろう。
しかし,もう4月以降,リクルートスーツの学生をたくさん見かけている。
記事にもあるように,すでに内々定をもらっている学生も3割くらいいるという。
よくわからない。
こういう記事を見ると,就活している学生などは不安になったりするのだろう。
そして,就活のマニュアル本などを読み漁って,面接の練習をしたりなんかして,なんとか内定をもらおうと必死になっているのだろう。
そもそも,ウソついて会社に入ってどうするのというのがある。
10社受けるとして,貴社が第一志望だという話を10社に対してするのですか?
10通りの自分を演じるのですか?
今やネットでエントリーするので,100社でも200社でもエントリーできる。
そういう学生も多いと聞く。
就活は大学入試よりも厳しいものだ。
理由はカンタンで,大学から見ると学生はお客さん=お金を払ってくれる人なので,誰でもいいからとにかく定員は埋めないといけない。
会社に入るというのは全く逆で,会社からみると新入社員に給料を払わないといけないのだ。
会社の役に立たない人間に給料を払っていては倒産するにきまっている。
それを考えると,就活で学生がすべきことは明らかだ。
会社の役に立つ人間になっておくことと,それを面接でわかってもらうこと。
それ以外ないでしょう。
マニュアル本は後者の自己PRの参考にはなるだろうが,役に立つあるいは役立つ可能性を認められる人間に就活の時期までになっていなければどうしようもないのだ。
逆に,自分の自慢のスキルがあれば,複数の会社に対して同じセリフで通すことができる。
「わたくし,こういうことができるので,御社だとこの能力が生かせると思います」
内部進学や推薦入試などで学力が低いのに(※入試の学力が低いのは様々な能力の低さにつながる)大学に入ったとしても,就活で認めてもらえるような自分をつくっておかないと,一流の会社はおろか,ブラック企業に引き込まれて人生を台無しにしてしまう恐れもあるのだ。
ちなみに,高槻市で一番のブラック企業であるウチの塾も志高い新卒社員を募集します。
何かウチの塾で役に立つ超能力を持っている人はエントリーしてみてくださいね。
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