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尾崎塾
富田教室

[2016年6月6日]

腑に落ちなかった話

一見するとどうでもよい話。

あるいは,見つかって良かったね。

だが,どうも最初から違和感があった。

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親が子供を林に置き去りにしたのが児童虐待だとかいうのだ。

それで違和感がさらに増して,結局のところ,ある結論に達した。

要するに,親が子に対して行った行為は,何も悪くない。

そして,子供も泣きじゃくってあらぬ方向に歩いて行ってしまうことは全くありそうな話。

たしかに,石を投げるのは悪いが,子供が放置されてからとった行動に何も悪いことはない。

親も,それで子を見つけようとしたが,さすがに困って警察に相談した。

これも,全く何も悪い行動ではない。

では,何がこの件をおかしくさせたのか。


最初に警察が,こどもを見つけられなかった「重大な過失」があるからだ。

こどもが放置されて,歩いて行けるところをちゃんと調べたら,自衛隊の建物に気付くはずだ。

少しでも気が利く指揮官が指示して,周辺の徒歩で行ける場所を探せば少なくとも翌日に発見。
無事に保護となったはずである。

ところが無能な警察は,さらに自衛隊にも手伝ってもらって,いるはずのない場所に何百人もかけてローラー作戦。

その何百人のうち,10人でもいいから,周辺の捜索にまわしていたらすぐに見つかっただろう。

そういう警察や自衛隊の無能でお粗末な捜索ミスを棚に上げて,親の虐待だとか言って,矛先が自分に向かないようにしているように思える。

さらに,トンチンカンなコメントをしていた尾木ママも大炎上。

この問題の本質は,最初に相談された警察が,すぐに見つかるはずの子を見つけられなかった大失態ということに尽きる。




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