[2016年6月19日]
選挙権年齢をこれまでの「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げる改正公職選挙法が19日施行された。7月10日投開票の参院選が22日に公示されて以降、新たに約240万人の18、19歳の有権者が投票できるようになる。各党は若者を意識した政策をアピールしている。(朝日)
自分が18歳の頃を思い出してみると,政治などには全く関心がなかった。
友達の中には熱心に政治経済の先生に噛みついたりしている奴がいたが,興味の在りどころが違うのだくらいにしか思わなかった。
しかし,政治経済に感心がないというのは,要するに精神年齢が低いのだ。
世の中のことがよくわかっていなかった証拠。
つまり,世の中を実際に動かすのは政治であって,それに感心がないというのはまさに「こども」の世界だ。
今一番感心がある防災についても,それを実現しようとすればほとんど政治の力にかかっている。
普段我々が気づかないところで安全な社会をささえてくれているのは政治だったり行政だったりするのだ。
そういう目で今の18歳を見ると,はたして「おとな」になっているのかどうか。
ただ,我々の頃よりも今の方がはるかにいろいろな情報を集めやすい。
すでに18歳で選挙権を持つとわかっていたわけだから,少しは感心を持って次の参院選の投票をするのではないか。
ちょうどAKBの総選挙。
もう8回目らしい。
この企画も,半分パロディーだが,若い人に選挙というのを身近にさせた功績があるかもしれない。
実際の選挙は一人一票だが,AKBは一人でたくさん入れることができる。
これはこれで面白い。
実際の選挙は一票の格差が問題になるくらい,一人の票の重さは平等になるようになっている。
ただ,平等な一票を全員に渡して,多数決でものごとを決めることが果たして正義かどうかなど,考えれば奥が深いのが民主主義。
全体が正しく安全な社会になるように票を入れたいと思う。
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