[2016年7月6日]
たとえば今日どんな面談をしたかというと,
一人は看護師志望。
とにかく,看護系は入試科目の選定が重要。
その生徒は英国の他の科目を何にするか,数と理で迷っていた。
通常は第一志望の大学に合わせて科目を選定するが,残念ながらその第一志望に合格する可能性がほぼないので,なんとかギリギリそれでもかなり苦しいが目指すべき専門学校の入試科目に合わせた勉強をすることにした。
そこは数?しかダメなのだ。
ただ,そうすることによって,他の大学や専門学校で理科が指定されているところが受験できなくなる。
看護師の場合,入試科目をどこに合わせるかでかなり受験できるところが限られてしまうのだ。
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↓
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次に,関大志望の生徒。
理系なので英数理なのだが,理科で物理にするか化学にするか迷っていた。
まあ,機械工学志望なので,普通は物理だ。
特に,化学が非常に得意だとかがない限り物理でよいだろうという判断。
それで英語にリスニングとか書いていたので,それは不要だと指摘した。
どうも,私立志望でもセンター試験利用のやつとごっちゃになって,リスニングが入試で課されると思うようなのだ。
もちろん,音を聞いて勉強するのは結構なことだが・・・
3人目,国立大理系志望。
もしもの場合について。
つまり,第一志望が合格できる程度にセンター試験が取れなかった場合を想定しておくようにという話。
基本的に3つ選択肢がある。
1.地方国公立大へ
2.都会の私立大へ
3.浪人
1にしても2にしても,その場合特に重要なことをアドバイスした。
何かというと,たとえば物理と化学の両方を勉強するのだが,バランスよく両方8割をめざすのではなく,物理9割化学7割というイメージで突出して得意な方を作っておくべきなのだ。
もちろん,私大は1科目でよいので,突出して得意な方を使う方が圧倒的に有利。
そして,これはあまり知られていないのだが,国公立の2次試験で,地方の大学などは理科が1科目でよい場合が結構多いのだ。
場合によっては,英数も必要なく,理科1科目のみという2次試験もある。
物理が70点,化学が70点の実力の人より,物理90点,化学50点の人の方が圧倒的に合格しやすいのだ。
そういった,最後の土壇場のことも想定して今から勉強しておくことも,実は重要なのである。
ラスト,国公立大と私立大で迷っている生徒。
大阪市立大と関大だと,そりゃ市立大がいいに決まっている。
ただ,市立大は難しい。
へたすると,和歌山大になる。
和歌山大と関大なら,どっちかな?
最初から国公立をあきらめて関大にしぼると,関大の合格可能性は国公立に向けて勉強するよりはるかに高くなる。
国公立を目指すということは,関大も近大も不合格で,摂南大という可能性もある。
どうする?
もう少し考えるそうです。
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