[2016年7月8日]
雑誌の記事です。
合格力のランキングとか。
ダイヤモンド社はこういうの好きですから,頑張ってランキング化しています。
このランキングは東大や京大をはじめ,国公立大にいかに多くの割合が合格しているかというのがベースです。
大阪を見ると,やはり1位は星光学院ですね。
以下,池附,北野,天王寺と国公立が続き,
清風南海←友達が学年主任してます
大手前←塾生がいます
教育大付属天王寺
茨木←塾生がいます
開明←塾生がいます
と続きます。
だいたい,卒生の3人に1人が国公立大に行くような学校に入れば,3割くらい国公立大の希望が膨らむという話です。
卒生の1%が国公立大に行く高校に入ったら,その生徒は国公立大に行く希望が1%くらいあるということ。
過去,誰も行ってないと0%ですが,そういう場合は自分が初の合格者になればよいのです。
そういう意味では,この確率みたいなのは意味がないともいえる?
こういうのをアレコレ見るのは趣味としては面白いのですが,自分あるいは自分のこどもが受験時期だと,結構気にしてしまうかもしれません。
でも,こういうランキングは,統計の取り方でいろいろと左右されます。
現に,この冊子の中身には,多くの私立中学高校の記事が載っています。
おそらく,そういう学校に不利にならないように,うまくデータを調整していると思われます。
それに,合格数が多くても,学校が良くて合格したのか,付近にある塾や予備校が優秀だから数が多く出たのかは全くわかりません。
合格ランキングや偏差値ランクを見てそれに固執しないのがよいのです。
ランクの高いところへ行くのが目的ではないはずです。
きっちり勉強して大学へ行き,さらにその先を見据えて能力を高めていくという方向性を失わないようにしましょう。
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