[2010年5月1日]
人生は比較考量の連続である。
よーく考えてより良い方を選択することがその後の人生を左右することもあるだろう。
選択肢のある試験だってそうだ。2択にまで絞ったものの,どっちが正解か悩んだ経験は誰でもある。
しかし,考えても答えが出ないこともある。そんな問題に10分悩むのは時間の無駄だ。試験中ならとりあえずどちらかにしておいて,他の問題を解くべきだろう。演習ならすぐに答えを見て血肉としていけばよい。
受験生はある意味時間との勝負だ。ある程度効率良く勉強しないと時間切れになる。普段の勉強のやり方の効率が悪いと受験に間に合わない。試験の最中に解けない問題に「はまって」しまって,最後の方は時間切れということもある。
AとBのどちらにするか。これを比較考量することよりも,この問題を考え続けるべきか否かを瞬時に比較考量することが受験生にとって大切なのではないか。
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