[2016年8月1日]
千代の富士が亡くなった。
正しくは九重親方が亡くなったのだろうけど,どうしてもやはり千代の富士だ。
我々の世代だと,子供のころは北の海と輪島,その後が千代の富士の時代。
1980年代はほんとに強かった。
千代の富士が出てくるまでは,相撲取りって30歳を過ぎたらもうダメというイメージだったが,この人はどんどん強くなっていく感じだった。
記事の写真のように下手ははずして相手の頭を押さえつける豪快な上手投げが印象的だ。この相手の北天佑も早く亡くなってしまった。
相撲取りはやはり短命なのか。
各親方のコメントが報道されたが,元大乃国のコメントに皆うなずくのではないか。
「小さい体でも今の横綱たちのように張り差しなどをすることはなく、真っ正面から向かってくる横綱だった」
ほんと,今の横綱たち,特に白鵬は立ち合いで相手にエルボーをかまして,ほかのスポーツのようにやっている。
千代の富士もきっとそれを残念に思っているだろうな。
ご冥福をお祈りします。
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