[2016年8月23日]
数学ができるようになる方法は?
もちろん公文式という方法は一つの有力な方法だろう。
なにやら公文式の生徒は,高校では伸びないとか言う人もいるようだが,本当にそうだろうか。
ちゃんと統計をとったのか?
公文さんの書いた本によると,そもそもの要は,その生徒個々に応じて「ちょうど」の教育をすることだ。
学校教育でブレーキをかけているのをはずしてあげるのであるから,単にその子の能力に応じて順調に伸びていく方法と考えられるのだ。
それには,みんなに合わせる必要のない「自習形式」が最適で,それを実践しているだけで,公文の子は計算がどんどんできるようになっていく。
そして,計算ができるようになれば,数学もおのずとできるようになり,うまくつながっていけば東大にだって楽々合格とあいなる。
逆に,うまくいかなかった子をとりあげて,公文がダメだという理由を言うのは,それこそ頭の悪い人であって,全体としては学力をつける基本的スタイルが確立されているといえるだろう。
そう考えると,ウチの塾のスタイルは公文式のよい部分をほとんど内包しており,生徒個々に応じた教材は世の中のあらゆる教材から選ぶことができるので,公文式よりもはるかに個々に「ちょうどよい」内容を提供できているわけだ。
計算力だけで,数学ができるのかという疑問がいつもついてまわるようだが,逆に,計算力がなければ数学ができるようにならないのだから,まずは計算力だ。
ウチの塾でも,何やらエレガントな解き方を教えることはほとんどなく,計算の演習をさせることが非常に多い。
だいたい,数学の質問の9割以上が計算に関するものなのだ。
「先生,この計算が合いません」
で,こちらで計算してみると,ちゃんと解答どおりになったりする。(たまに,解答書が間違っていることもある)
塾で質問できる生徒はよいが,これが自宅で,5分ですむ計算を合わない合わないと2時間も3時間もかけていては,多くの問題にあたって思考のレパートリーを増やすこともできなくなる。
この夏期講習でも大活躍だが,高校生に超お勧めの参考書兼問題集がコレ!
合格る計算
この教材をしっかりやり込んでから入試問題集をやるのが最も効率よく得点力アップする道ではないだろうか。
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