[2016年8月25日]
イタリアという国は,人の命を大切にしない国なのでしょうか。
日本でM6.2の地震が40kmも離れたところで起こった場合,何百人も死ぬなどということはまずありません。
熊本では直下でしかもM7.3なのに50名の死者で済んだわけです。
しかも,今回は前震も震度7というダブル震度7だったわけで,めったなことで死なないのが日本です。
ところが,イタリアほどの先進国でもこんなザマ。
報道で,イタリアの大統領が「今,我々は何をすべきかわかっている」という意味不明の声明を出していましたが,今からすべきなのは,埋まって,すでに死んでいる人の救助ではなく,これから埋まらないように対策をすることなのですよ。
何でもそうです。
スポーツのケガをしてから,必死でリハビリするよりも,ケガをしないように日ごろから備える方がずっといい。
勉強だってそうですよ。
将来,何か困難に直面したときに,今やっている勉強が役に立つかもしれないのです。
やっておいて損はない。
備えあれば患いなし。
いつも,そういう心がけでいれば,今回の程度の地震で何百人も死なないですむのです。
イタリアに知り合いのいる人は,この精神を教えてあげてください。
にほんブログ村
にほんブログ村