[2010年5月6日]
流星群といえば2001年に見られたしし座流星群を思い起こす人が多いだろう。
あれは素晴らしかった。(若干悔いが残るものの・・・)
今日は何の日?を続けるつもりはないが,今日(今夜)はみずがめ座η流星群の極大日だ。
月があるので条件は良くないが,晴れていれば都会でも見えるかもしれない。
流星は彗星の尾の微粒子が地球に衝突して中間圏あたりで発光するものだ。流星と彗星の区別がついていない人も世間には大勢いるので注意を要する。
彗星の軌道上にはその微粒子が濃集しているので,そこを地球が1年に1度突っ切るときに流星群の出現となる。しし座流星群は毎年11月17日に,みずがめ座η流星群は毎年5月6日に地球がそこを突っ切るということだ。
だから,年に何回もそういう流星群が出現しているのだ。
8月12〜13日のペルセウス座流星群は,夏のお盆のころに多数の流星を出現させる。昔の人はこの流星を見て亡き人の霊かなにかが飛んでいると思い,毎年そのころにお盆という風習ができたのだと思われる。また,このペルセウス流星群の活発さが印象深いので「流星」は秋の季語となっているのだろう。
「流星」一つとってもいろんなところに繋がっている。知識を単にせまい教科科目の範囲にとどめず,多くの知識と相互に関連させる思考力を大切に=本物の勉強をしていくのが面白いのだと皆に伝えたい。
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