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尾崎塾
富田教室

[2016年10月1日]

塾の使い方

入塾時で,疑問に思われるようなので,どんな塾か説明してみます。

これは今日の自習室。
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自習ですから,各自で好きな勉強をしています。

約1名,授業に10秒遅れたので自習している生徒がいます。
1秒遅れても授業には入れません。
ですが,自習して帰るというルールです。
参考書や問題集と計算用紙などを置いてあるので,手ぶらできても自習できます。

それで,自習内容であっても,普段授業でやっていない科目でも何でも,質問に来てくれたら対応します。


さて,授業ですが,よくある塾では科目数で価格が決まっていたりします。
2科目でいくらとか3科目だといくらとか。

ウチの塾は,科目数は決まっていません。
必要な科目をします。

公立高校を受けるなら,5科目必要にきまっています。
ただし,英語が特別得意で,他の科目ばかりやらせる場合もありますし,逆に,英語が超遅れているような場合は英語ばかりやらせるかもしれません。

極端な場合そういうこともあります。
ようするに,その生徒が塾に来ている時間とか演習速度を考慮しつつ,最もバランスよく得点できるような配分をこちらで考えて与えるということです。

その最もよい配分というのを,こちらにお任せいただくというのがウチの塾の特に重要なポイントです。

「うちの子は数学が苦手ザマスから,数学をやってください」などとお母様が注文されても,それはお母様が思っているだけであって,我々が見て苦手かどうか,本人の苦手意識があるかないかは全く不明なのです。

意外に数学はマシで,実は国語力がトンデモなく悪く,早急に手当てした方がよい場合もあり得ます。
(コレ,ほんとに多くて,国語力がないために,問題の意図がわからないというのが原因で数学や理科が苦手に見えることがあるのです。)

そういうことも含めて,素人判断はせず,すべて我々に任せていただくということでないとうまく指導できません。

ただし,本音は,もっと授業コマ数をとっていただいた方が,たくさんのことができるのは事実です。
週に3コマで5科目をたくさん演習できるはずもなく,優先順位の高いもののみやることになります。
コマ数が多いと,いろいろできるのは当然です。

さて,授業中の質問をどうしてよいかわからないという声もたまに聞きます。

それは,基本的には無視します。

えっ!

そう,無視です。

質問できないなら,仕方ないです。

質問は,いつでもしたらよいし,してくれたら教えます。

いつも,だれか講師が机間をまわりますので,声かけてくれたらすぐに教えます。
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でも,親切にこちらから「質問ある?」などとはしません。

自分で声かけられない引っ込み思案な人は,一生質問できないです。

自分で辞書引いたりして調べるのはもちろんOKです。
調べて勉強するというのはとても重要です。

この生徒は,英訳を辞書やシスタンを参照しながらやっています。
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実際のところ,ほとんど質問が出ない,ちょうどよいレベルのものをやっているので,解答解説を読んで,辞書を引いて,それでもわからないので質問するという事態にはならないのが普通です。

現に,最も多い質問は,解答解説が間違っているような場合だったりします。
誤植とかがありますからね。

さらに,解いて○つけした教材を毎回こちらでチェックしているので,○つけているけど間違っているとかも全部わかっています。
それで生徒さんの学力を把握しています。
どこがわかっていて,何ができないかもすべてわかります。

講義形式で,先生が「わかったか?」と生徒に聞いて,勢いよく「うん」と頷いた生徒が本当にわかっているかは怪しいものです。

ウチの塾の形式だと,問題を解かせているので,わかっているかどうかは,講義している先生よりはるかに見抜きやすいのです。

それで,その学力に応じて,教材を選定して与えていくというスタイルです。

だから,安心して,質問もせずに,黙々と自分の最善を尽くして問題演習をし続けてくれたらよい塾です。

本人が知らないうちに,こちらが教材の質や量をコントロールして学力をつけていくという,他にないシステムです。

一般的な「個別指導」の看板の塾は,生徒2人に先生が1人付くという,講師の人数の個別であって,学習内容をどこまで個別に見抜いて教材を個別に与えているかはわかりません。
どう考えても,ウチの塾ほどは個別に対応できていないはずです。
なぜなら,ウチの塾で与える教材は,あらゆる教材の中から良いモノを選んで差し上げているからです。
多くの個別塾は,おそらく松・竹・梅といった3種類くらいから選ぶ程度でしょう。
契約している出版社のものしか使えなかったりもするでしょう。
ウチの塾はそういう制限がないので,よいものがあれば,市販教材であろうが,塾専用教材であろうが好きに与えられます。
そして,よいものがなければ自作して与えます。

ちょうど,今,高校生ですが,推薦入試で小論文が必要な生徒に,その大学のテーマに沿った予想問題的なものを自作して与えたりしています。
こういう対応はおそらく他の塾なら不可能です。

そういったトコトン個別に対応できるのが,ウチの塾のお得なところなのです。




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