[2016年10月17日]
毎度のことながら,ウチの夏期講習は相当な量をやるので,たいていの生徒は偏差値が上昇する。
グラフにするとこんな様子
↓クリックで大きくなります
これは,塾生全員の分です。
何も隠したり,操作していないVもしデータをエクセルでグラフにしただけです。
平均して4.9ポイントの増加。
ウチの塾は,入塾試験などしていません。
ですが,どなたにでも合うように,ほんとうに個々に対応している結果です。
上位から下位まで,どのレベルでも一様にちゃんと伸びています。
昨日書いたように,各自の偏差値は,いろいろな要素があって,本来の学力プラスマイナス2とか3の誤差が毎回入ってきます。
ですが,塾生全員となると,個々のそういう誤差が相殺されて,塾全体の動向が見られるはずです。
こういう,集団として見たときに,ちゃんと伸ばしているか,下げているかがわかるのが模試の偏差値というものなのです。
数日前に紹介した,西山高校さんの偏差値は,人数が十数名と少ないものの,全体として6〜7ポイントくらい上げているのですが,他のほとんどの高校で同じように統計を取ると,偏差値が2〜3下がるのが普通です。
偏差値って,今までどおりの生活,意識では上がるはずがないのです。
1とか2とかでも集団として上がっているのなら,それは何か理由があるはずです。
ウチの塾の夏は,明らかに夏期講習をやっているので,その影響だと思われます。
さて,今の時期は,もちろん普通の生活にもどっているのですから,偏差値は上がりません。
それどころか,夏前の生活にもどってしまったら,逆に偏差値が下がるのがおわかりでしょうか。
偏差値が上がったら,それをキープするためには,高くなった意識や生活の様子もそのままキープしないといけません。
次回の模試で,上がらなくとも,下がっていないのであれば,夏前と比べてすごく進歩しているのだと判断してよいと思います。
そして,冬期講習で,さらにもう1段2段の上昇を期待しましょう。
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