[2016年10月25日]
天気予報は昔から当てにならないものの代名詞だったが,最近はかなり当たるようになってきた。
かく言う私はその方面の資格を持っているのだが,たとえば今日降るかどうかの予想は言わないことにしている。
言ったとしても「降るかもしれないし,降らないかもしれない」と予想する。
これって,絶対に当たります。
明らかに降水の要素が全くない場合とか,逆に必ず降るようなときには,ズバリ「降りません」とか「かならず降るぞ」ともっともらしく言います。
これも今まではずしたことがありません。
つまり,私の予想は100%的中するわけです。
話変わって,
先日から,持っている株価が急上昇して,昨日めでたく売ることができました。
40万円近くもうかりました。
株で損したことがありません。
なぜでしょう?
そう,買った時よりも高くなってから売るからです。
これぞ必勝法。
勝つまでやる!
と,まあ,賢明な読者諸氏はお気付きでしょうが,これは私がいかに「スゴイ人」なのかを言いたいのではなく,いかに「ショボい人」かの例を挙げたわけです。
だって,天気の予報って,肝心なのは微妙に降るかどうかわからない時こそ情報が欲しいわけで,その期待にまったく応えられていません。
株にしても,今回は,そうですね,買ってから1年以上持ってましたね。
その前の株なんか,5年くらい売ることができませんでした。
どういうわけか,株って,買ってから急に値下がりするんです←全く見る眼がない証拠
ですが,世の中,なんだかんだで景気が良くなって,買った時よりも高くなる瞬間がくるのです。
そして,その日に売れば,まあ,銀行に預けていた利子よりも少し多めにもうかります。
だから,この方法は悪いようには見えませんが,実は落とし穴があります。
私のような買い方をすると,ある日急にお金が必要になったときに,株を売らないといけなくなります。
すると,ほとんどの日々はずーっと株価は買ったときよりも安いわけで,今回のケースだと,昨日たまたま大きく値上がりしましたが,数か月前だと逆に60万円近く下げていた時もありました。
その低迷が100年続いたかもしれないのです。
だから,最終的に得する保証が全くなく,さらに株式はその会社が倒産すると全くのパァになるリスクすらあるのです。
つまり,一見,必勝法に見えても,そんなやり方をしていてはダメなのです。
ちゃんと本当にもうけている人は,状況を見極めて,株価が下がっても売ることができる人です。
下がって売ると損しますよね。
だから,これを損切りというわけ。
見切りをつけるわけ。
いつまでも上がらない株を持っているより,それを売ったお金で上がりそうな株に乗り換えるわけです。
私のように,余裕のあるお金で遊んでいるのでなく,それを仕事にしているような人は,何年も上がるのを待っているわけにいきません。
どんどん乗り換えて,上がる株が100,下がる株が30なら70のもうけという具合に,トータルで考えられるのが実は必勝法だったりするのです。
それで,何が言いたいかというと,試験の時間の使い方です。
一応,塾ブログですからね。
問題を解く必勝法。
1.解ける問題しか解かない。
2.解けるまで解く。
どうですか,これで合格できますか?
1.は完全にできる問題のみ解くという意味で考えると,部分点をもらうことはしないという話になります。
ある程度,こうかなぁ・・・と自信なくても,途中まで考え方だけでも書けば点数が増えるのに。
2.これは,試験には制限時間がありますから,株価の上昇を100年待っているような話になります。
解き始めて,時間がかかりそうなら,その問題に見切りをつけて=損切りして,他の解けそうな問題にすばやく移らないといけません。
試験の時は,普段の私のような「ショボい人」にならないように注意してくださいね。
最後に,大学合格の必勝法をお教えしましょう。
1.絶対に合格できる大学しか受けない。
(指定校推薦を受ける人におススメ。あるいは,定員割れの大学もたくさんあります。)
2.合格するまで受ける。
(ほとんどの大学入試は年齢制限がありません。何浪でもどうぞ。)
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さて,次はどの株にしようかな←やはりショボいままの人