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尾崎塾
富田教室

[2010年5月9日]

わかるということ

岩石・鉱物の名前
化石の名前
雲の名前
星の名前

地学は覚えることがたくさんある。

知識だけの教科か?

そうではない。たくさんの物を知っていると,その特徴を吟味して分類する力がつくのだ。

分類する力というのは,世の中に出ても強力な武器になる。逆に,分類する能力のない人間はイコール仕事のできない人間だ。(今,分類する能力の有無で人間を分類しました!)

そもそも,「わかる」は「分かる」であり「分けられる」ようになった状態のことである。理解が深まった結果,今まで同じに見えていた物の違いが見えてくる。「分かる」瞬間である。

分けたらそれぞれに別の名称をつける。だから,「分かる」過程を逆にたどって勉強するにはまず名称を覚えないといけないのだ。

わかってない人がTVなどで「詰め込み教育云々」言うのは見ていて気分がわるくなる。

以前に事業仕分けでわかってない,わかろうともしない,仕事のできているつもりで全くできていない人を見た。

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