[2016年11月6日]
どの学校もそうだが,高1の今,しっかりとやるべきことがある。
それは,
文理選択。
文系と理系のどちらに進むかを,この時期に迫られるのだ。
入学以来,丁寧に進路HRなどで考えさせる学校は良心的。
しかし,それでも,高1の今の時期に,自分の適性を完全に把握しているはずもなく,テキトーに選んでしまいがちなのだ。
そして,そのテキトーに選んだ進路で自分の将来がかなり限定されてしまうのが実際のところだ。
だから,よくよく考えて,将来に後悔しないようにしなければならない。
のに,
実際は,ほとんど進路について知らないまま選択する。
何とも悲惨な状況が日本各地で発生しているのだ。
先日相談に来た生徒は悲惨だった。
文理選択で迷っているから相談に来たのだが,入試科目がどのようになるか,全くわかっていなかった。
それもそのはずで,担任にウソを教えられて混乱していたのだ。
「国公立の文系に行くなら,数学?が必要なので,理系コースを選びなさい」
と言われたそうな。
これ,あり得ないですね。
ちょっと調べたらわかるやん。
でも,本当にその担任はそう思っているフシがある。
怖いですね。
そういうことだったので,全力でそれはウソだと説明して,本当の進路の考え方を提示してあげた。
ちなみに,その高校はK倉高校だ。
教員がやる気ないのは知ったこっちゃないが,せめてウソの情報を教えて進路を誤らないようにだけはしてあげてくれないかなぁ・・・
先に述べたように,気の利いた私立高校なら,進路HRで丁寧に進路を選択できるように指導がある。
それでもなかなか選ぶのが難しい。
公立高校は,ちょろっとだけ説明して,あとは勝手に選べという態度。
ここでも,多くの生徒は進路選択を誤ることになる。
とにかく,安易に決めるのではなく,ちゃんと考えて決めるようにしてください。
選択の指針になる話は,過去にブログでたくさん書いています。
ぜひ参考にしてください。
ウチの塾では,必ず選択を”誤る”ことができる方法を挙げています。
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数学が苦手なら文系に進みなさい。
国語が苦手なら理系に進みなさい。
就職に有利な資格が欲しいなら薬学部か看護学部に行きなさい。
英語を仕事に使いたいなら外国語学部に行きなさい。
コンピューターを仕事に使いたいなら情報学科に行きなさい。
人と話すのが苦手なら理系に進みなさい。
ダメなら私立に行けばいいので一応国公立大学を目指しなさい。
お金がなかったら国公立大学に行きなさい。
大学のオープンキャンパスには必ず行っておきなさい。
親に浪人は絶対ダメと言われたら,現役で行けるところにしなさい。
高校の担任や進路の先生のアドバイスをよく聞いて参考にしなさい。
今現在に景気の悪い業種につながる学部はやめておきなさい。
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上記のように決めなければ良い選択ができると思います。
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