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尾崎塾
富田教室

[2016年11月29日]

練習量の順

プロ野球のMVPが発表された。
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パリーグの大谷君は投手・野手とも規定投球回・規定打席に達しないという面では異例だが,そもそも異例な活躍で順当。

セリーグはまさかの新井選手。
まさかというのは,こちらも打撃タイトルを取っていないのに受賞というのが少々異例なのだ。
これも選出する記者の慧眼の賜物だろう。

今季の広島は本当に強かったが,それを精神的にもプレーでも牽引していたのは新井選手だと思うのだ。

広島は,以前にも書いたと思うが,12球団で1番練習をたくさんするというので有名だ。

一時期,落合さんの中日も同様に猛練習で強くなったが,練習しなくなった途端に弱くなった。

では,広島は練習するのにどうして弱かったかというと,それはドラフトや給与待遇やFAといった制度が大きかったのではないか。

その新井選手も一度はFAで阪神に行ってしまった。
昨年はマエケン,その前も巨人や阪神といった人気球団に移ってしまった選手が多い。

今年はまだFAで移る前の若手と,出戻りの新井,黒田がうまくかみ合っての優勝となったのである。


話は変わるが,以前テレビで古閑美保が言ってた。
ゴルフも最近は日本人がダメだが,韓国の選手の方がたくさん練習していて,その練習量の順番にランキングがなっているそうだ。
その古閑美保が賞金王になったときは,そりゃ練習をたくさんやっていたそうな。


受験勉強も同じで,ずーっとさぼっていて最近急にやりはじめたとしても,今までの練習量の蓄積がないとやはり追い付けない。
ちゃんとコツコツやってきた人は強いのである。
そういう人に追いつくには,練習量で上回るしかない。
逆転合格を目論んでいる人はそう考えて,しっかりと勉強量を確保することをおススメする。






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