[2016年12月14日]
ずーっと書いてきているのですが,私立高校をもっと真剣に選びましょう。
ウチの塾の見解はズバリこうです。
北摂地域の公立中学校の進路指導は,上位からK倉,O手門,大阪青凌,金光大阪の順になります。
これは,10月末から11月の実力テストの点数で「自動的」に決まります。
担任が生徒の適性を見て,この生徒ならこの学校が合うとか合わないとか,成績が上り調子だとか,部活重視だとかとは全く関係なく,自動的にAIの備わっていない機械が処理するように私立高校を勧めてきます。
君は何点だからK倉,何点だからO手門というように決まります。
それで,ほとんどの人は公立高校に合格するつもりなので,私立はどーせ行く予定がありません。
先生の言う通りにそこにしてしまいます。
ですが,K倉やO手門の教育内容は非常によろしくないです。
具体的には,三島高校や高槻北高校と同じかそれ以下です。
つまり,公立高校に熱心な指導を期待しないのと同じで,期待してはいけないという話。
おそらく先生方に悪気はなく(悪気はないが,やる気もない),生徒も入ってしまえば他と比較する術がないので気付きませんが,多くの親や送り出した中学校の先生,我々塾の先生は気付いています。
せっかく私立に入れているのに,適切な学習指導や進路指導をしてもらえていないのです。
(せっかくと言っても,無償化の影響で,保護者も文句言わないから,何もしなくても平然とできるのです)
一方,大阪青凌は以前から紹介しているように,教員の士気が高く,生徒一人一人をよく見てくれて指導しています。
金光大阪はここ数年パッとしませんでしたが,昨年は進学実績も向上し,良くなっていると思います。
他にも,西山さんや常翔さんなど,よい教育内容の私学はこのブログでも紹介しています。
中学校の先生が機械的に勧めるところにする必要はありません。
公立高校が不合格の場合,そこに行くことになるのですから,真面目に進路を考えて下さい。
ちなみに,このように名指しで特定の学校を貶めるような内容を書くことは,本当は良くないのかもしれません。
ですが,これに対して学校側からクレームが来たことが一度もありません。
一部の生徒や保護者や卒業生が脅迫してきたことがありますが,学校は一切クレームをつけてこないのはなぜ?
理由は明白ですから書きません。
「えーっ!面談でもう私立そこって言っちゃったわ!」
と後悔されている皆さま。
大丈夫です。
まだ,「やっぱりこっちの学校にします!」は全然有りです。
事前相談に乗っからなくても,当日試験で点数を取れば合格するのですから,最終は出願の時期まで変更できます。
年明けに決めるなどと言うと,中学校の先生は発狂するくらい怒りますが,それは先生の形をした機械がそのようにプログラムされていないから暴走しているだけです。
自分,あるいは自分の子の一生が左右されるかもしれない進路選択は,もっと慎重に考えてもいいと思いますよ。
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