[2016年12月28日]
センター試験を受ける生徒の冬期講習の教材。
これで一人分。
これを時間・時刻をきっちりきめて演習させている。
河合や駿台の教材は過去の模試ベースで,ほぼセンター試験の予行演習として使える。
演習で効果が期待されるのが時間配分だ。
毎年「失敗した」とほざく受験生の多くが時間配分のミスを犯している。
普段ならスイスイ解くところを,本番の緊張感からか,いつもより時間をかけすぎたり,焦って早く解きすぎたりしてしまうのだ。
そういうことがないように,直前のこの時期に60分なら60分,80分なら80分という時間を体に染み込ませることが大切。
生徒によっては,解く順番を変えるだけで得点が大きく伸びる場合もある。
いろいろ試すことができるのもこの時期の演習だ。
そして,本番は一番自信のあるやりかたで受ければよい。
もちろん,毎回の得点できなかった分野を中心に復習をして,しっかりと得点アップも図る。
それから,リスニングは毎日必ず演習させている。
河合と東進で12回分。
青パックや桃パックなど,他の教材も含めて,毎日聞くことが大切だ。
生徒には個別音源を与えて,本番と同じように演習させている。
リスニングは,聞こえる聞こえないも重要だが,それこそ時間の過ごし方で大きく差がつく。
設問が終わっているのにぼーっとしているヒマがあったら,次の設問の問題を読んでおくなど,効率的な時間の過ごし方があるのだ。
そういう,時間の過ごし方も全部ひっくるめて「学力」という。
学力がなくて点数が低いだけなのを「失敗した」などと寝言を言わないように,しっかりと練習しておこう。
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