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尾崎塾
富田教室

[2017年1月31日]

いいこと書いてます

遅ればせながら,原晋監督の言葉を読んでみた。

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原さんは,そう,箱根駅伝を連覇した青山学院大の監督だ。

47の言葉が書いてある。

ウチの塾の考え方と共通することが多くて嬉しくなってくる。

「できる理屈を考えろ」

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受験を控えて,どうも弱気になる生徒がいるが,できない理由ばかり考えてしまうのだろう。
まあ,自己の弱点分析はしたらよいのだ。
そして,弱い部分をなくせばできる理屈にもなる。
あるいは,できない部分があっても全く問題なく,そもそも入試なんて合格点を取れば合格するのだ。
満点取らなくていいということがわかっていないのだろうか?

いつも授業で生徒に言うのは,試験中に最も点数が取れるように「振る舞いなさい」ということ。
急に閃いて解けるようになるなんてことはない。
解ける問題を解き,ミスをなるべく減らすのだが,最も強調しているのはミスを自分で見つける力をつけること。

たいてい,ミスなく標準的な問題をこなせば合格点はいただける。
ところが,自分で見つけることができるミスをそのままにして,難問に挑んで解けなかったりする。
1点もいただけない問題に10分費やすのなら,完答できるような問題のミスを自分で発見するために使いなさいっていうことだ。

今年の箱根駅伝でも,調子の悪い選手は自分で調子が悪いことを発見して自重し,大崩れせずにタスキをつないだ。
そういう選手を10人選んだから連覇できているのだろう。

試合,試験は,何が起こるかわからない。
少々のアクシデントがあっても合格点を取れるように考える。
常に合格できる理屈を考えて,それを実行するまでだ。



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