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尾崎塾
富田教室

[2017年3月4日]

早いモン勝ちの理由2

春から頑張って加速すれば合格まちがいなし!
との幻想を抱いている人が多いようです。

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今上位にいる人より頑張って,加速すれば追いつくと考えるわけですね。

ところが,大切な視点が抜け落ちています。

それは,どうして現在のような学力差がついているかです。

ここでは,生まれつきの差はないとして,どこかの時点では同じ学力だったとしましょう。
それは小学校時代かもしれませんし,中学1年生のときかもしれませんが。

そこから現在までの歩み方に差があったわけです。

次図では,同じ学力だった時点を★で表しています。

img2

そこからの歩みに,差があったわけですね。

上位者は急な坂道を登ってきて,下位の人はゆるやかな斜面を登ってきました。

そこで,同時に「さあ今まで以上に頑張るぞ!」とギアを入れます。

当然,今までより急な坂を登ることになるのですが,あろうことか,下位者の「がんばる!」は,上位者の「今までのがんばり」よりもショボいのです(´・ω・`)
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そりゃそうです。
がんばってもその程度だから,現時点で差がついているのです。

死ぬほど頑張ってもギリギリどうかなのですが,死ぬほどの頑張りは期待できませんね。

てなわけで,春から頑張っても今までの意識の「がんばる」では,全く届かないということになります。




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