[2010年5月18日]
学力は先行逃げ切り型の圧勝である。
追い込み型は,一見追いついているように見えても脆弱である。
たとえば,国語力がついている人は中学高校と過ごす間に,とてつもない量の情報を正しく認識して血肉とできる。
国語力のない者が中学高校の2年生まで過ごしたとする。その間は情報収集力が劣るだけでなく,正しく情報をとらえられないため,間違ったことを覚えてしまっている可能性もある。
そこからどんなに死ぬ気で頑張っても高3で先行している者に追いつけないし,本質的に大切な中学高校の大半を無駄に過ごしているので,地力が全く劣るのだ。
国語力がわかりやすい例なのであって,数学でも理科でも社会でも同じだ。なるべく早くレベルアップすれば,その具体例を日々体感できる,そういう中学高校時代を過ごせるのだ。
あとで頑張るというのは非常に不利だ。今10時間やってレベルを上げた人に3年後に100時間やっても追いつかない。本当にそう思う今日この頃。
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