[2017年4月4日]
大学入試でセンター試験というのがありますが,第一問はたいてい発音とアクセント問題です。
この模試を茨木高校の生徒にやらせたところ・・・
7打数2安打・・・
打率2割8分6厘です。
オリックスのチーム打率より高いので合格!
これ,その茨高生がたまたま,あるいは特に発音アクセントが苦手なのかというと,そうではないのです。
ウチの塾に他にも茨高生がいますが,全員同じように発音アクセント問題でこのような打率なのです。
いいですか,4択問題で打率2割5分だったら,英語をやってない小学生でも平均的に取るのですよ。
つまり,茨高生でも発音アクセントをほぼ全く勉強していないのと同じなのです。
その原因はハッキリしています。
わかりますか?
そう,大阪府の公立高校入試で発音アクセントが重視されていないからです。
たとえば,某M淵教室やR塾では公立高校の対策ばかりやります。
当然試験で重視されていない発音アクセントなどきっちりやるはずありません。
大手塾に行かなくても同じで,試験に出ないことは勉強しないのです。
その結果,茨高生であっても発音アクセントに全く意識が行かないで英語を勉強し,大学入試の時に「苦手」というハメになるのです。
大学入試のために発音アクセントをやっておく必要があると言いたいのではありませんよ。
そもそも,ちゃんと音で英語を学ばないというのがナンセンスなのです。
違う音の言葉は違う意味になるのです。
端(はし)と箸(はし)を発音してみてください。
だから,英語を学ぶ最初に,音を気にする習慣がないのはありえないのですが,どうやら今の学校や受験対策しか眼中にない塾ではそのありえないことが起こるわけです。
そこで,ちゃんとした英語を学ぶための一助として土曜に英語総合講座を開設します。
特に中学1年生や2年生はまだ英語をはじめたばかりですから,その段階でちゃんとした英語を身に着けておきましょう。
で,その結果として,大学入試で非常に有利になるのがおわかりでしょうか。
なぜなら,センター試験も含めて,大学入試は「ちゃんとした英語力」が問われるからです。
当然,ちゃんとした英語力には聞く力や読む力,話す力,書く力の4技能が含まれます。
目先の公立高校入試に出ないとかいう理由でちゃんと学ばなかった生徒はそこで結局困るわけです。
中学1年生,2年生の諸君はぜひ受講してください。
(中学3年生や高校生はハッキリ言ってもう手遅れです。ですが,発音アクセントをかなり意識して勉強していると,マシになるかもしれません。)
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