[2017年4月12日]
野球のように,誰かのミスを他の人がカバーするのはいろいろな組織で仕事をする上でとても大切なことです。
ところが,自分のミスを誰にもカバーしてもらえない状況がありますよね。
そう,入試をはじめとする多くの試験は,誰かが自分のミスをカバーしてくれたりしません。
以前にも書きましたが,自分のミスを自分で,しかも制限時間内にカバーしないと,せっかく解いたつもりが,ケアレスミスで台無しということがあり得ます。
なのに,多くの受験生がその自分のミスのカバーに無頓着で,運よくノーミスだったらよいが,たいていはミスしまくってアウトというハメになっている。
そういうわけで,常に自分の書いた答案を冷静に客観的に評価する別の自分を持っておかないといけないのです。
それから,もう一人タイムキーパーも必要ですね。
今,試験開始してから何分経っていて,あと残り何分かをちゃんと把握している別の自分は時間制限のある入試では結構重要です。
こういうことを日ごろから意識して演習しているかどうかで,結局は同じ時間勉強したとしても合格者と不合格者に分かれるのではないでしょうか。
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