[2017年4月22日]
今日は,たとえば数学だと入試で使える力をつけてあげたくて,日ごろから多くの受験生に足りないと感じている内容を入れてみた。
まず,これはどの分野にも言えることだが,図をちゃんと描かないで解く人が多い。
これが致命的なことになってくる。
それは何度も指摘し続けようと思っている。
あとは,方針というか心づもりの話。
だいたい,数学なんて,昔に天才がひらめいたことを,今の我々が見よう見まねでやっているものだ。
だから,はじめてひらめくより圧倒的に有利なのだ。
なのに,多くの受験生はひらめかない!
なぜなら,ほんとうにひらめくのを待っているから?
そんなのよほど天才でない限りひらめきませんっ!
だから,心づもりが大切なのだ。
今日生徒に伝授したのは,図形と方程式の問題で,たとえば円がからんでくる場合,「点と直線の式は必ず使うものだと心づもりしておけ」という話。
こういうのって他にもあって,解と係数の関係とか相加相乗平均とか,いつも使ってやろうと思っていたら,使えるときにぱっと「ひらめく」,というか,使えるようにいつも考えてるからひらめくのではなく「おっ,使えるやんけ」となってくるわけ。
あとは,少々高度だが,意外に産近甲龍レベルでは使えないと撃沈する「束」の考え方。
ある定点を通る曲線群の式なのだが,これを頑張って説明してみた。
あとは練習していつも使えるようにしておいて欲しい。
絶対に役立つから。
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