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尾崎塾
富田教室

[2017年4月24日]

タットル・ジャコビニ・クレサーク

タイトルが意味不明?

何かの三段活用かな(笑)

我々の年代でユーミンが好きな人は「ジャコビニ彗星の日」という歌をご存じでは?

うーん,それを知らなかったらどうしようもないですねー

しし座流星群とかペルセウス座流星群とかは聞いたことあります?

年間を通して流星が多く見られる日というのは地球の公転軌道の位置で決まっていて,流星群と呼ばれるものは他にもたくさんあります。

たとえば10月8日から10日くらいによく見えるのがジャコビニ流星群なのです。

ユーミンの歌ができた頃,新聞にそれが見えると掲載されて,それが見えなかったという何とも残念な歌詞なのですが,その「ジャコビニ流星群」の名前の由来となった人がジャコビニさん。

彗星って,発見者の名前を3名までつける決まりがあって,日本人では池谷・関彗星が有名ですね。
あれは池谷さんと関さんが別々に独立に見つけたので二名の名がついています。

そういうわけで,タイトルのタットル・ジャコビニ・クレサークはいずれも人の名前で,ある彗星の発見者たちです。

今その彗星がりゅう座の頭付近を通過中なので,昨夜撮影してみました。

これがそのタットル・ジャコビニ・クレサーク彗星の写真
   ↓
img1
まあ,淡くてわかりにくいこと。

こんな風にぼやけて少し青っぽく見えるのが彗星なのです。
img2

でも,こういう写真って,普通の人は撮れないでしょうねー

だいたい,どの位置にあるか見つけられないし,ある程度写真の知識と技術がないと写りません。
特にこの彗星は等級が予報で7等でした。
かなり暗かったです。

まあ,写せたのでよしとしましょう。

ついでにしし座にある「三つ子」と呼ばれる系外銀河を撮影してみました。
200mmレンズですが,結構写るものです。
img3

こういう星とか写真の「塾」もやってみたいですね。
土曜講座でなく土日の宿泊講座でもつくりましょうか。



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