[2010年5月22日]
エース級種牛も陽性だったみたいだ。
こういう対応を見ていると面白い。というか残念だ。
特別扱いしたのに,それが無駄に終わる。
特別扱いするのなら,最初からそんなルールをつくらなければよい。
臨機応変に対応するというルールだけで十分だ。
ルールがないと動けないのは頭が悪いからだ。
空気感染するのに,半径20km云々のルールが非科学的。
風上と風下で全く変わってくるだろうに。
火山のハザードマップで風向を考慮しないものなんてあり得ない。
日本はだいたい西からの風が吹くのだから,西側20km以内と東側は風向に応じて全域を殺処分対象にするくらいの考えがないのか?過去数か月の風向も解析して,北風が吹いていたら南方にも広げないといけない。
九州というのは心配だ。西風に乗って四国近畿関東へとどんどん広がってもおかしくない。
いろんな報道を見ていても,風向きの考察をしているのは見ない。こんなことをきっちり判断できる人が行政やマスコミに数多くいないとだめだ。
先日のアイスランドの火山灰も同じことだ。風向きによって飛散領域が変わることくらい,小学生に説明してもわかることだ。へたに半径20kmとかやるから思考停止するのだ。
地学教育の必要性を再認識させられたニュースだった。
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