[2017年5月18日]
理学部出身の私などからすると理解できないのだが,世間的には理学部を目指す生徒って少ないようだ。
ところが,時たま塾で「理学部志望です」という生徒がいると嬉しくなってしまう。
で,「じゃあ,その科目は超ウルトラ得意なんだね?」
と聞くと,なんとなく歯切れの悪い答えが・・・
そういう生徒に「ブルーバックスくらい読んでる?」
と聞いたら,「ブルーバックスって何ですか?」と返されるのが通例になってしまった。
ブルーバックスくらい読んどこうよ。
理学部志望なら。
理系に限らないが,比較的理系の専門的な題材を,一般向けに専門家が書いている新書がブルーバックスだ。
一皮むくと,青い表紙が出てくる。
だからブルーバックスなんです。
私らは理科が大好きだったから,高校生の頃に興味のあった内容のやつを買って読んでいた。
そういうベースがあるから,学校の教科書に書いてあることもよりよくわかるし,大学に入ってからもスムーズに専門分野に入っていける。
学校の理科でキュウキュウしているような人は理学部に向いていません。
自分が将来専門的にやろうと思う分野については,すでに高校範囲を飛び越えていろいろ知っているくらいでないといけませんよ。
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