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尾崎塾
富田教室

[2017年5月21日]

農作物みたいに

田植えの季節。

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農業,やったことないのですが,我々の仕事は作物を育てるのと似たところがあるのではないでしょうか。

基本的には日の当たるところで水をやっとけば育ちます。

ですが,おいしいお米を作るのにはホッタラカシではダメなはずです。

もともと持っている遺伝子=品種も重要かもしれません。
ですが,せっかくよい遺伝子を持っていても,育て方によっては失敗作になります。

そこで,やはりちゃんとわかった人に育ててもらわないといけないのです。

よい遺伝子の生徒10000人が塾に入ったとします。
まあ,普通に栄養のあると思われるものを与えて過ごさせます。
勝手に育って500人が超優秀な学校に入ったとしましょう。
その塾ってすばらしいのですか?
5%の人は大満足。

その5%の人がすべて「あの塾は良かった」と言ってくれるわけです。
結果オーライですから。

で,アホな親たちは,過去に超優秀な学校に500人も行っていて,その子たちが一様に全員が「よかった」というから,自分の子も行かせるという・・・

個別に見るというのは,1つ1つ丹精込めてつくるイメージ。

毎日ちゃんと見てるから農薬など使わなくても,手で病害虫を除去できたり,水や栄養が足りてるかどうかわかるというわけ。

ただ,遺伝子だけはどうしようもない。
「ウチの子をコシヒカリにしてください。」
と言われましても・・・
オタクのお子さん,麦なんですけど。



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