[2017年6月1日]
蛍雪時代の6月増刊
「資格・検定・職業ガイド」
まあ,いろんな職業,資格があるものだ。
今の中高生は,選り取り見取り。
うらやましぃ〜!(^^)!
どんな資格があって,どう役に立つかとか,難易度とか,どういう学校で取得できるかとかいろいろ載っている。
聞いたことないような資格・検定もあって,なかなか面白い。
特に,今高校1年生の諸君のほとんどは,将来の進路がまだ未定だろう。
しかし,そろそろ希望進路調査が行われるはずだ。
そして,秋ごろ11月くらいには「文系理系」を決定しろと言われてしまう。
それまでに,ある程度広い視野に立って,多くの職業があることを知り,自分にはどの方向が合っているか考えないといけない。
家庭に一冊あってもよいのではないかな。
また,機会を改めて書きたいが,多くの生徒は高1での進路選択を誤って,残念な方面に進むか,あるいはかなり遠回りするハメになる。
高1で深く考えずに理系選択したものの,実は理数が全く不得意でいわゆる文転というのは非常に多いのだ。
たとえば,英語が得意なので通訳になりたいとか思っても,野球少年がプロ野球選手になりたいというのと同じくらい難しいとわかっていなかったりもする。
夢を壊すのもアレだが,高校生が進路を考える場合,ある程度現実味のある方向を目指すべきだろう。
一方で,難しいと思われる進路を目指すのなら,それなりに覚悟して向かわないといけない。
この本にも書いてあるのだが,先生や親に「何か資格を取っておくと就職に有利だぞ」と言われて,資格の取れる大学,学科を目指す生徒も多い。
それって,ホントなの?
たしかに,その資格がなければ就けない仕事はたくさんある。
だからといって,資格があれば採用されるという甘い世界はそんなに多くない。
最も重要なのは資格以前の「ひとがら」だったりする。
そういうところもぜひ磨いておいて欲しい。
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