[2017年7月2日]
ゆとり世代ですけど,何か文句あるの?
みたいな開き直ったドラマがあるが,内容は良く知らないがイメージ的にはゆとり世代は学ぶべきこと学んでいないかわいそうな人種というところか。
しかし,本来の趣旨からすると,従来の教育では見逃されがちな,もっと大切な人間教育の部分がしっかりしている「ハズ」だ。
どうなんだろう。
などという議論は全く無意味。
先日書いたように,学ぶべき指導要領を学ばない「ゆとり内容」に勝手に書き換える学校の先生は五万といる。
レベルの高い子たちには高度な内容を教える一方,本来の指導要領どおりに授業をすると誰一人わからないので,中学の復習ばかりで1年間終わる高校もあるのだ。
つまり,ゆとり世代でも上位校卒の生徒はちゃんと習うものは習っていて,下位校では現行過程でも超ゆとりな授業が日々繰り広げられているわけ。
(下位校がどのレベルかは「下ほど」という意味。たとえば中堅どころと見られる高槻北高校でも考査内容は大学受験では全く通用しないレベル。)
文科省がいくら指導要領を変えたところで,世の中に必要な学習内容は決まっていて,それをしっかり勉強しないといけない。
なぜなら,大学はバカではないので,ちゃんと勉強した生徒を合格させる試験をするに決まっているから。
文科省のやることにいちいち右往左往する必要は全くないのである。
つまり,学校の考査とは全く別系統でしっかりと必要なことを勉強することが肝要なのである。
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おとりですが,何か?
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