[2010年5月25日]
「量より質」だろうか,「質より量」だろうか?
これは正解が決まっている。質の高いインプットをして出力練習をたくさんやった方がいい。塾の方針は基本的にはコレだ。
塾生の指導時間は限られているが,その中でできるだけ良質のインプットをさせる。あとはアウトプットの練習をたくさん提供する。良質の入力と大量出力演習の効果の味をしめたなら,あとは自分で自習していくときの参考にもなるはずだ。最終的にはずーっと塾にいるわけではないのだから,自分で学習効率を評価し,高められるようにならないといけない。
「量より質」だといって,勉強する時間が不足している人がいる。一方,「質より量」とばかりにたくさん演習しているがちっとも身にならない人もいる。何事もバランスが大切。でも,やっている本人にはなかなかわからないのだ。塾の効能の一つはそういうことを客観視することが可能な点かもしれない。
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