[2017年7月11日]
なかなかタイムリーに高槻市から
「水害・土砂災害 ハザードマップ」
が届きました。
九州での大雨被害は,他人事ではありません。
こういうのは,日本国中,どこで起こってもおかしくありません。
よく考えてください。
今住んでいる土地は,比較的平らな土地でしょう。
そんなに急峻な山肌に住んでいる人は少ないですよね。
平らな土地はどうやってできるでしょうか?
そう,過去の大洪水で,土砂が運ばれてできたのです。
ですから,どこでも被害に遭う可能性があると思って間違いないです。
ただ,特に危険度の高いところが色に塗られている地図があると,心の準備もしやすいというものです。
河が決壊する前に,どこに避難すべきか見ておきましょう。
ただ,このハザードマップを鵜呑みにしてはいけません。
例えば,塾の位置が内水で0.5mの浸水地域の色に塗られています。
ちょっと待った。
先日,大雨でウチの塾は大丈夫だと書いたところじゃないですか。
困りますねぇ〜
内水というのは,ゲリラ豪雨などでマンホールなどから水があふれ出るような水害です。
もし,そのような豪雨でも,塾の前からもう少し低いところへと水が流れていきます。
1m以下の傾斜は地図の等高線には現れませんから,おそらく機械的に線を引いているのでしょう。
私,いろいろ特技があるのをご存じですよね?
実は,微地形も判別できるのです。
塾のすぐ西側のわずかな段差が段丘崖だとか,阿武野高校近くのわずかな段差が活断層地形だとかわかるのです。
そういうわずかな高低差を見る眼を持っているので,塾の位置は大丈夫だというわけです。
知らんけど。(←大阪人はこうやって逃げを打っておきます)
もし,ご自宅付近の地形を解説して欲しい方がおられましたら,お気軽にどうぞ。
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