[2017年7月26日]
よくわかりませんが(いきなりわからんのかいっ!)
脱時間給というのが議論されているようです。
たぶん,こういうこと。
時給1000円ではたらいている人がすごく有能で,3時間で100の仕事をやってしまうとします。
一方,時給1500円もらっている人はどんくさくて,5時間かかっても30の仕事しかできません。
さて,どちらにたくさん給料を払うべきでしょうか。
今の日本の制度だと,前者の有能な人は3000円しかもらえず,後者の人は7500円もらったりするのですね。
そういう意味では,時間給というのは同じ能力だという前提でしか通用しない制度。
むしろ,ずるくてサボりながらやってる人の方が得する制度かもしれません。
年功序列というのも日本では普通ですが,これも見直されていくことになるでしょうね。
ちゃんとはたらいた分を報酬として払わないと。
さて,これは受験生の勉強にもいえますね。
長時間勉強したけど,だらだらやってて,一向に学力が伸びない人と,短時間でスイスイできるようになる人がいるのです。
これは,将来の入試合格という報酬がちゃんと後者に用意されるでしょうから,まあいいかと言う話になります。
もちろん,同じ能力なら長時間やった方が学力がつくので,受験生ならできるだけ頑張って長時間やるべきでしょうね。
ウチの塾では夏期講習で長時間がんばっている生徒がいます。
最長で朝6時から夜21時まで,15時間過ごします。
ご存じのように,長時間だからといって,余分に授業料が増えたりしません。
本来の時間給の考えだと,時間を延長する分いただくべきでしょうが,長時間やる人ほど時間単価が得するような設定になっています。
なんとなくその方が公平な気がします。
ま,この制度で日本がどう変わるかわからないですけど。(結局わからんのかいっ!)
いずれにしても,塾生がしっかり勉強して,よりよい世の中に変えていってくれることを熱望しています。
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