[2017年8月11日]
のびのび育てるのがよいという風潮がある。
いわゆる「ゆとり教育」か?
実は,芝生はのびのびさせたらダメ。
短く刈ってやらないとね。
生徒はどうか。
ゆとり教育の反対が詰め込み教育だ。
とにかく覚えさせて詰め込む。
学力がつかないと,将来いろいろと困ることになる。
そして,学力をつけるために最も重要なことは,基礎知識の習得だ。
それを自然に覚えるに任せておくより,人為的に詰め込んだ方が速くベースができあがる。
土台ができると,その上にいろいろな説明を聞いて理解していくことができる。
基礎がないのに,何を聞いても理解できないのだ。
高校生の一部には,英熟語を詰め込んでもらっている。
たったの300です(^_^)
そして,昨日おみやげに120枚のプリントを渡した諸君。
ちゃんと家でも詰め込んでるかな?
英語を勉強するのに,単語や熟語が頭に入っているかどうか。
この土台がないと,何を読んでもわかりっこない。
「長文が苦手なんです」と言ってくる生徒の99%は語彙力がないだけだったりする。
put off で「延期する」なのだが,これはpostponeと同じ意味だ。
長文読解で,書いてあることと同じものを選ぶような問題を想像して欲しい。
本文中にput offで記述してあって,選択肢でpostponeが使われている場合があったりする。
熟語も単語も知らなかったら,絶対に正しいかどうか判断できないではないか。
こういうのは長文が読めていない以前に熟語や単語を知らないだけでしょ?
そういうわけで,秋以降にしっかり演習できる土台を築くのに必要な知識を,夏の間に詰め込んでおこうというのが我々のご提案なのだ。
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