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尾崎塾
富田教室

[2017年8月15日]

赤本の使い方

高校3年生は受験前の大切な時期。

ですが,学校でもいろいろ言われるし,自分ではこうやりたいしと板挟みになっていたりすることが多いです。

それで,親は親でいらんこと言うし,塾の先生は違ったアドバイスをします。

どないしたらえーねん???

まず,ハッキリ言えることは,ウチの塾の生徒はすべて塾に相談してもらうのがベストです。

これはどんな進学校の先生方や有名な塾,予備校の先生方,あるいは東大卒の超賢い親御さんが束になってかかってきても自信を持って言い切れます。

塾で勉強している普段の様子を見ているし,今までに何百何千の受験生を見ている経験値と,それだけでなく論理的な分析においてもどう考えても負けないのです。

それは今まで書いたブログを過去に溯って全部読んでいただいたらわかる人にはわかると思います。

ですが,ウチの塾生でない人は,お気の毒ですが,どなたかこれという信頼できると思う人の意見を参考に,自分で考えてください。

それで,先日,夏に赤本をやりたいと相談にきた塾生がいます。

その生徒にはその生徒に最も合った内容をアドバイスしました。

こういうアドバイスはその生徒のレベル,志望校,通っている学校などの要素によって,全く違ったものになるのです。

アドバイスの骨子は,「まだ志望校の赤本はやらなくてよい」でした。

まだ受験レベルでないのに過去問をやっても,そんなに得られるものはありません。
ただ,どんな感じで出題されるのか知っておくのは悪くないので1,2年分はやってみてもよいけどねという感じです。

センターが終わった時点でその生徒が受験するとなれば,実際に答案作成してもらって個別にアドバイスをします。
その時期まで過去問は手をつけずに置いといてもらった方がはるかに有益です。
金額にすると100万円出してもよそで受けられないアドバイスを受けられるのです。
今春もそうやって合格した者が何人もいます。
その機会を夏にちょろっと手を出して失うなんてバカげていますね。

他に赤本に関してはいろいろと考え方がありますが,せっかくメルマガをはじめたのでそちらに詳しく書きます。
タダ乗りしている人は残念でした(笑)

img1
塾生諸君は遠慮なく相談に来てください。
各自に応じたアドバイスをしますので。

一般的には,推薦入試を考えている人以外,赤本はまだ無理です。

その前に実力をアップさせましょう。


中学生諸君も基本的考え方は同じです。
特に,まだ習っていない分野が入っている過去問をやってもトータルの時間の使い方や難易度の判断ができないので直前期にやるのと比べると効果は10分の1くらいでしょうか。

ただ,どんな感じで出題されるかは知っておいてよいので,1年分くらい手をつけてみる程度でよいと思います。

それから今日も質問があったのですが,作文が苦手なので指導をして欲しいということがあると思います。

よくご理解いただきたいのですが,今の時期にそれをやって効果があるのなら,本人や親御さんに言われなくてもこっちがやらせています。
やっていないのは必要ないからです。

親御さんや本人の要望に沿って内容を変えるような塾がお望みなら他にもあるでしょうから転塾をおススメします。
目先の苦手とかでなく,もっと先を見据えて指導しています。




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